メイン
HP
メール
マガジン
ご登録
ご提供価格
一覧
キャンペーン 無料
ヒーリング
プロフィール お問い合わせ サイトマップ
Q&A一覧
携帯電話をご利用の場合、以下の
アドレスを受信可能にしてから、
 ご連絡いただければと思います。 heavenlyblue100☆gmail.com
☆を@にご変更の上どうぞ
はね 以下外部HPですはね
  Q&A一覧 
  はじめましてのご案内 
  プロフィール 

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
クリアな光に可能性というきらめきを満載した癒しをお届けしています
ピュアなエネルギーといっぱいの愛を受け取ってもらえたら嬉しいです

人となりをお知りになりたい方はプロフィールもご覧くださいね
キランメインHP: Attunement Square エネルギー伝授 
キラン ご連絡へのお返事は1日ー5日(除:土日祝祭日)です。
お時間には余裕を持ってお問い合わせ願います


読書つれづれ 2013年3月&4月

JUGEMテーマ:読書

先月の読書メモの続きです。
3月末にUPしようと思っていたのが、何を間違ってか
5月に・・・

4月は少しだけ挑戦した月でした。
日本ではまず頼まれないことをお願いされまして☆
・・・ありえない〜☆
なのに、ありえちゃったんです・・・

・・・というわけで猛特訓&勉強しました。
先生はかなりスパルタ教育でお付き合いくださったのですが
片っぱしからダメ出しをされました

自分の場合、ほめて育てられると満足しちゃって進歩
しません。
どちらかというと、怒られたり、期限がせまっている方が
”これじゃまずい”と思うんですね。
もちろん、これは、お相手にもよりますし、勉強が必要な場合
限定ですが。
試験日が近づくと俄然やる気が出る感じでしょうか

とはいえ、最初から、期限までの時間がありません
でしたので、結構、きつかったです。

・・・おかげさまでもう忘れました(笑)
一夜漬け型学習のすごいところは目的を達成したら
完全に消去できてしまう点
どこに行ってしまったのかしら〜、私の記憶力。
今一度、鍛え直さないと・・・、なんて実感しています


さて。
ここ2ヶ月で読むことができたのは以下の7冊です。
実は3月の記事掲載用の音楽はすでに決めていました。
ですが、「ピエタ」を読んで気が変わりました

今回のBGMはVivaldi(ヴィヴァルディ)さんの協奏曲です。
作中の実在の人物Anna Maria(アンナ・マリーア)さんの
ために作曲したヴァイオリンの名曲から。

それでは、ご興味がある方はご覧ください。


メモはすべて小説または物語です。
実用書、専門書は入れていません。

前置きですが・・・。
今回はSFまつり(=SFをたくさん読みたい気分)でした。
ですが、実際には、図書館の予約順で来たものから読む、
といった風になりました。
ミステリー系が多め、あとはばらばら・・・と言った感じです。

赤がタイトル、オレンジ色は著者名、黄色は補足情報
補足情報については、おすすめいただいたと言うこと
以外の記載はさほど重要ではありません。

       My Favorite=(7個まで)
☆私の好みなので面白さや作品の良さとはまったく無関係☆


◆ 4月 
ピエタ
大島真寿美さん:実在の人物を扱った異色のミステリー
2012年本屋大賞ノミネート
Kaoriさんとの話題にも出ましたが図書館の60人待ちを
へてようやく・・・

ヴェネチアの赤毛の司祭でもあり、作曲家でもある、
ヴィヴァルディの死後の報せから舞台の幕が開きます。
場所はピエタ慈善修道院。

繊細で丹念な文章であり、何とも言えない空気感です。

40歳を過ぎた主人公エミーリアと楽器の名手アンナ・
マリーア(実在)、未亡人ヴェロニカ。
そして、高級娼婦コルティジャーナのクラウディア。
本来、すれ違うはずがない人物たちが1枚の楽譜の
謎に導かれて出会います。

最初は恩田陸さんなどが描く、少し特異な空間の高校生
くらいの主人公たちが年齢を経たら、こんな感じに回顧する
のではないかなあなんて思っていました。
ですが、まったく見当違い(文章自体もぜんぜん違います)。

特徴的な点は主人公たちがみな、一様になんらかの状況に
縛られていること。
そして、その先にはもしかしたら明るくはないかもしれない
未来が待っているということ。
そういったことを踏まえて、その上で「より良く生きること」
への作者の思いが謳いあげられています。

作中で謎が解ける場面、登場人物三人が過ごす一夜の
場面/ラストのゴンドリーエが唄う場面は本当に心が
震えます。
時代背景が18世紀のヨーロッパであることや、
実在の人物を描く世界観にご抵抗がない方にはぜひ。

ビィバルディさんと言ったら「四季」で有名ですが、本作読了後
ヴァイオリン協奏曲の魅力に虜になってしまいました。

文庫化したら、間違いなく買って再読します。
まだ余韻に浸っていたい〜〜〜です☆

ヴィヴァルディさんのPIETAという名前の楽曲もあります。
http://youtu.be/ZxXLX27pwv8
       

ラッシュライフ :ミステリー
伊坂幸太郎さん:
再読
新幹線で読む本を選ぶのに、うっかり間違えて違う本を
持ち出してしまいました。というわけで再読・・・。

ラッシュライフにはあまりHappyとは言えない
主人公たちが登場していきます。
失業中のサラリーマン豊田
不倫中のカウンセラー京子
泥棒稼業の黒澤
神を信じ遺体の絵を描く河原崎

ラッシュにはLash/Lush/rash/rushとあり、
それぞれの意味は異なりますが、どこか通じるものが
あります。
彼らの人生が交錯する1日は特別な日。

【絶望はなんて希望にあふれているんだろう】

映画の予告編ではないけれど初読した時には、
定番のミステリーに慣れていた自分にとって、独特の
物語構成が非常に衝撃的でした。

あらためていたずら心に満ちた作品だと痛感。
ただし、本作は好き嫌いがわかれる可能性あり。
     

少年十字軍 :歴史小説
皆川博子さん:
運良く図書館の早めの順番に予約できました
皆川博子さんというと独特の重厚な雰囲気が漂う大人
向けのミステリーが多いのだけれど、本作は過去の他の
作品と比較すると、もうすこしさらりと読むことができます。

内容としては・・・
13世紀のフランスを舞台にエルサレムを目指した
少年による十字軍の道のりを描いています。
癒しの奇跡をおこなうことができるエティエンヌ
森の少年ルー・・・
人物描写がとても魅力的なのでぐぐっと引き込まれます。

歴史的背景が少し複雑であり、史実として残されて
いる民間伝承を下敷きに描いてあります。
ですので、しっかりと理解したい方は同時代の内容や
宗教観がある程度、頭に入っていた方が、楽しめるかも
しれません。
(かといって、そういったものが入っていなくても、
もちろん理解することができるように書かれています)

大人でさえ生きていくことが過酷だった同時代。
ラスト・・・
彼らの未来に思いをはせるときに、いろいろと考えさせ
られる内容でした。
     

◆ 3月 
インビジブルレイン :ミステリー
誉田哲也さん:
姫川玲子シリーズ*映画「ストロベリーナイト」原作
彼のミステリーの描写はどちらかというと残酷なことが
あります。
映画にものすご〜〜く行きたいと思っていたのですが、
時間に限りがあったことと、スクリーンで被害者の状況を
観るのは目にも痛い、ということでDVD化を待つことに
しました。

映画の予告編を見た限り、原作とは内容が少し違う
かなあとイメージしています(西島秀俊さん演じる菊田
係長の出番が映画ではもう少し多そう)

内容は警視庁捜査一課主任の姫川玲子が担当する
殺人事件の謎を解いていくミステリーのシリーズ4作目。
今回は捜査中に知り合った謎の男性【まきた】が
物語のカギを握ります。

ドラマを見ていなくても今のっている作家さんでも
ありますから、勢いがあります。
シリーズ5作目【ブルーマーダー】も図書館の予約待ち
です。
順番に読まれるならストロベリーナイトからどうぞ。
評価は少しだけ甘めです。
     

たったひとつの冴えたやり方 改訳版:SF
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアさん:
同作品(3作中編集)から1作を抜き出し、2008年に
改訳。

まず、装丁が美しいです。
あとは、改訳によって読みやすくなったといったことが
あげられます。
ただ、カットされてしまった場面があるのでそれが
ちょっと残念だなあと思いました。
もっというなら、3作全部改訳して欲しいかも、なんて。

16歳のお誕生日を迎えた少女コーティは両親から
贈られた宇宙船にのって一人、旅に出ます。
そして、未知のエイリアンであるシルと出会い、友情を
はぐくみます。
けれども、舞台は宇宙。
少女の冒険は時に危険を伴ってしまう・・・。

名作として知られているSFの中でも読みやすいと
思います。
読み終えたとき、タイトルの意味が腑に落ちます。
(これは意見がわかれるかもしれませんが)

電車で読むのにちょうど良い感じではあるのですが、
ティッシュは絶対に必要です。
涙もろい方はご自宅で読まれる方が良いかもしれません。
       

ビブリア古書堂の事件手帖 3 :ミステリー
三上延さん:
2012年度本屋大賞ノミネート
2巻目の続きになります。
1巻から続いている事件がありますので、3巻からではなく、
まずは1巻から読まれた方が良いかもしれません。
*1巻&2巻のメモは本記事後半のURLからご覧いただく
ことができます。

本書は以下の内容で構成されています。
プロローグ/ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」/
「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」/
宮澤賢治「春と修羅」/
エピローグ「王さまのみみはロバのみみ」/
・・・といった構成です。

「たんぽぽ娘」はずいぶん前から発売待ちの状態が
続いています。
絶版ですし、運良くあれば、図書館で借りる、
あるいは大枚(この記事を書いた時には5万円くらい)
を払って読む、国立国会図書館で数時間で読書、
しか方法はありません。
古書をモチーフにしたミステリーでもあるので、
取り上げられている作品を読んでみたくなったりもします。
自分は発売を待って図書館で借りようと思います。

    

ファミリー・ポートレイト :分類不可?
桜庭一樹さん:
おすすめいただいた小説*
アブノーマルな関係の壮絶な母娘の逃走劇。
前半の幻想的な要素を含む母娘関係と、後半の独立して
からの現実的な内容が非常に対照的。
ご紹介くださった方もおっしゃっていましたが、
本作家さんが読んでこられた読書の足跡をたどる・・・
なんて読み方もできるかもしれません。

私はゆがんだ愛情を背景に「家族」や「生きること」
「愛」とは?
といった問いかけも含んでいるのではないか、
とらえました。

とはいえ、この作品も、好き嫌いがわかれると思います。

なぜなら、過激な描写が多く、扱っている内容も、
以下のようなものが含まれることに加えて、
物語を通じてどこか寂寥感あります。
DV、幼児虐待、売春、ポルノ、自殺、葬式婚礼・・・

前半の駆け抜けるような勢いのある筆運びで、物語の
独特な世界観にいざなわれますが、上記事柄に違和感を
持たれる方は避けてあげた方がいいかもしれません。
     

3月&4月*合計7冊

※本記事でご紹介のご感想はお人によってさまざまです。
好きな方もあればそうでない方もいらっしゃるでしょうし、
内容の受け取り方も個々人で異なります。
あくまでもメモ&フィードバックですから、ご質問・反論等は
どうぞご容赦くださいね


 前回の読書感想文はこちら・・・
2013年1月〜2月まで 計8冊
http://heavenlyblues.jugem.jp/?eid=532
2013年2月〜3月まで 計11冊
http://heavenlyblues.jugem.jp/?eid=533

ちなみに・・・次回の読書メモは6月初め、または6月半ばまで
にUPします。
先日、大量に大切な本をお借りしたので、そういった作品も
ご紹介できればと思っています(読めたら〜、ですけど)
ご持参なさるのは重かったと思います*ありがとう〜

癒しやスピリチュアルとは少し異なる記事ですから、
ご興味をお持ちでない方は、飛ばしてくださいね。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました

Comment

-

2013/05/17 8:08 PM

管理者の承認待ちコメントです。

-

2013/05/16 7:58 PM

管理者の承認待ちコメントです。

Trackback

この記事のトラックバックURL

▲top